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高橋留美子といえば昔からファンという方も多いのではないでしょうか？

「うる星やつら」に「犬夜叉」など長編の少年漫画を数々手がけており、漫画家としての活動はもうすぐ40周年を迎えようとしている超大御所漫画家の一人です。

本作は高橋留美子の真骨頂、独特の笑いのセンスが随所に光るコメディよりの作品に仕上がっています。

もちろんそれだけではなく奥深い設定も潜んでおり、時折訪れるシリアスなストーリーにはつい心奪われること必至！

いつの間にやら夢中にさせられている、そんな不思議な魅力が詰まった一冊です。

高校生になった真宮　桜はある体質で悩んでいました。

それは人には見えないものが見えるというもので、年々ひどくなり最近では生きているものとの区別がつかないほど。

きっかけは幼いことに遭遇した神隠しが原因のようですが、その時の記憶は曖昧なまま。

ちょっと困りつつもマイペースな性格から何とか霊とも折り合いをつけつつ生活していました。

高校生活も5月に入り、桜には一つ気になることが。

それは隣の席の六道りんねの存在です。

入学以来、一度もその姿を見たことがないクラスメイト。

どんな人なんだろうと思っていたところになんと、霊体のりんねが現れたのです。

周りのクラスメイトはりんねを見えていない中、桜は彼の奇妙な行動に注目してしまいます。

すると突如、チワワの霊が現れて…。

死神の仕事をしているりんねと出会った桜は何だかんだと彼の仕事を手伝うようになっていきます。

現世プラス、あの世を又にかけ色々な騒動に巻き込まれている桜とりんね。

時におかしく、時に真剣に立ち回る二人の立ち回りはカッコよさと面白さを兼ね備えたまさにエンターテイメント！！

他にも様々なキャラクターが続々と登場し、時には恋の予感も漂う本作。

忙しいったらありゃしませんが、あっという間に読んでしまうのもまた事実。

気が付けば次の巻に手が伸びている…、そんな不思議な魅力にあなたもどっぷりハマってみませんか？

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