山賊ダイアリーリアル猟師奮闘記【無料試し読み】
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狩猟といえば今はよほど好きな人が趣味で行なう感覚ですが、少し前の日本ではごく日常的なこと。

動物を殺すなんてかわいそう。

銃を扱うなんて怖い。

そんなイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし、「山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記」ではそんな狩猟がリアルだけど、どこかコメディチックに描かれているのです。

出てくる話は全て実話を元に描かれたもの、しかも主人公は作者が実名で登場しています。

主人公の岡本は岡山県の田舎で育ちました。

そんな故郷はただの田舎ではなく、超がつく田舎だったので周りには生き物がいっぱい。

近所に住んでいた猟師のおじいちゃんから狩猟のことや罠のつくり方、獲物の調理の仕方まで教わりました。

もっとも調理の仕方といっても、おじいちゃんが教えてくれたのはそんな獲物でもすき焼きにするということだったのですが…。

そんな経験が岡本に猟師を目指させるきっかけになっていったのです。

岡本は漫画の主人公としては地味なキャラ。

それは作者本人がモデルなので忠実に表現している、ということでしょうか。

普通なところが逆に親近感が生まれ、とても親しみやすいです。

そのため、狩猟という現代とはちょっとかけ離れた話題もすんなり受け入れられるのかもしれません。

さらに注目のポイントは主人公は自分で獲った獲物を自分で調理して食べること。

おじいちゃんの教えてくれたのはすき焼きオンリーだったのですが、主人公は自分なりに素材によって試行錯誤していきます。

うさぎを唐揚げにしてみたり、鴨をローストチキンにしてみたりとそんな調理をされたらちょっと食べたくなりませんか？

自分で獲って自分で捌き、自分で調理して食べる。

リアルな狩猟ライフをどうぞ、ご覧下さい。

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