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これは漫画家を目指す少年、伏見紀人が主人公の漫画です。

彼は現役の高校生で、特に特筆すべき点のない少年です。

しかし、漫画にかける情熱は誰よりもあつく、漫画こそが自分のすべてだと言わんばかりに紀人は日々の生活を漫画を描くことにあてています。

もちろん将来は漫画家になることを夢見ていて、紀人はやっとのことで描きあげた作品を編集部に持ち込みます。

編集部の人から酷評をもらって落ち込む紀人ですがそんなことでへこたれるほど彼の漫画への思いは弱くないのです。

批判されて落ち込んだり、褒められて喜んだりしながら紀人は漫画家として成長していきます。

ストーリーは最初、他の漫画家漫画のように主人公が漫画家として成功していく話のように思えますが、だんだんとあらぬ方向へとストーリーは進行していきます。

そのカギとなるであろう人物が紀人が偶然出会った少女、石堂凛。

漫画のタイトルもおそらく彼女の名前からきているのではないでしょうか。

彼女は見えないものがみえたり、未来がわかったりと不思議な力をもっています。

彼女と出会ったことによって紀人の運命はどのように変化していくのか―――。

ストーリーが進むにつれて少しずつオカルト要素が強くなってきて、ただの漫画家漫画ではないということがひしひしと伝わってきます。

作中で色々な謎が浮かび上がり、先が見えない展開に続きが気になるばかりですね。

ただの漫画家漫画ではないRiN-リン-

もちろん、漫画に対して真摯に向き合い技能の向上を目指して頑張っていく紀人の成長の様子も物語の大事な主軸であり見逃せませんよ。

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